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へるはうんど冒険記より外伝キャラクター(ネームレス) この子についても少し語らなくてはなるまい 上記で冥界をデウスと例えたが、言わば彼女は「デウス=オリジナル」とも言うべき存在である 物語の世界線上で最初期にできた冥界(旧冥界)はロウ達三人の全機能を内包した単分子体だった この頃世界では『生物』が発生し、同時に様々な次元で『魂』が発生するようになった 冥界は非常に危険で複雑な物質である『魂』を唯一処理できる機関次元として神々から重宝されてきた (言わば『色んな工場や民家に隣接してる大きな核廃棄物処理場』みたいな存在だった) 当初は問題なく稼動し続けていた旧冥界だったが、僅かな次元の歪みに触れたことで『感情』が芽生えてしまう この時の冥界がネームレスであり、これが後に神々から「冥界自我発生騒動」と伝承される事となる大事件になる ネームレスが感情のままに行動し次元が崩壊することを恐れた神々は異次元に救援を要請 異次元の住人である神威がネームレスを機能停止・再構築することで騒動は解決された (なおネームレスは感情は芽生えたものの特に変わりなく惰性で業務を続けていたため被害はほとんど出なかった) この再構築の際に発生したのがロウ達三人と、機能の大部分を失ったネームレス 彼女ら4人はこの事を知らず、平和に冥界の日々を過ごしている
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