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「……私は戦うよ」 「っ! で、でも……皆がっ!」 「……わかってる。彼女達に攻撃はしない。私の狙いはアイツ」 リボーンズガンダムがビームサーベルでターンXを示す。 「アイツを倒さなければ、彼女達の洗脳を解くことも。この事態を解決することも出来ない……私は姉さんを利用しようとしたアイツを許さない。だから倒す……それに」 リボーンズガンダムは顔を少し傾けてダブルオーライザーに視線を送る。 「……あなたとの決着がついてない。あんな奴に邪魔されるのは嫌だ」 「……あおいちゃん」 あおいが再戦を望んでいる。それはつまり……戦いを楽しんでくれている。 その言葉を聞いてあかりに笑みが戻った。 「そうだね。そういう約束だったね……うん、あかりもあおいちゃんと戦いたい。その為には……あの人を止めて皆を取り返さなきゃ!」 あかりに闘志が戻る。強い眼差しでターンXを見捨てた。 彼女達のやり取りを真上から見ていて、ギムは鼻を鳴らす。 「まだ俺に歯向かうか、もういい……ここで終わりにしてやる! やれ、お前達っ!」 ギムの号令で四機が一斉に襲いかかってくる。 「うりゃあああああっ!」 その時。どこから現れたのか、ちなつのキュベレイが姿を現してリゼルに体当たりをくらわして吹き飛ばした。
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