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「あおいっ!」 自分の名を呼ぶ声。その声は自分の大切な姉のものだった。 振り向くと視線の先にあおばが立っていた。 「自分のやりたいように思いっきりやりなさいっ!」 「……姉さん」 あおばの言葉を聞いて諦めかけていたあおいの心に再び火が灯る。 大好きな姉が見てくれている。 大好きな姉が応援してくれている。 それだけで力が沸いてくる……あおいはコントローラーを握る手を強めた。 「……トランザム」 「えっ!?」 あおいがセーフティー解除状態でトランザムを発動させる。 あかりとは違い。その身から発せられる光は赤ではなく彼女の名前のように青く輝いていた。 「……あなたが出来て、私が出来ない筈がない。行くよ!」 青く輝いたリボーンズガンダムが宙を蹴った。ダブルオーライザーと同等の速度を得たリボーンズガンダムが一気に距離を詰めてくる。
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