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「と、友達……あなたと私が?」 「うん。そうだよ。もしかして嫌?」 「ううん………嬉しい。よろしく」 あおいは左手であかりの手を握り握手を交わす。 「良かったねあおい。友達できてずっとボクしかいなかったし」 「……ユウキ。からかわないで」 ニヤニヤしながら背中を小突いてくるユウキからあおいは顔を逸らした。 「またファイトしたい……か、なら。早速やろうか!」 「「は?」」 いつの間にか間に入ってきた京子の唐突な発言にあかりとあおいは同時に声を出した。 「やろうって、まさかファイト?」 「そうだよ。二人のファイト見てたらさぁ……やりたくなっちゃって。ねえ、皆」 京子が結衣達に視線を向ける。彼女達は既に自分のガンプラをその手に持っていた。 「はい。わたしもあかりちゃん達みたいなファイトがしたいです」 「結局この大会では戦えなかったしねぇ……せっかくだからあの時の再戦やろうよ」 ちなつが意気込み。うまるがあおいにリベンジを申し出る。 「確かにやりたいって言ったけど……今からって……」 「……私は平気」 「意外とタフだねっ!?」
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