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〜〜 〜〜 PM 9:00 ルシフェル「悪かったな、休暇中なのに手伝って貰って」 シール「いえ、時空神様のお力になれるのであれば光栄です…むしろ夕食まで振舞って頂けて有り難い限りです、なんと御礼申したものか…」 ルシフェル「そう堅くならねぇでドンドン食ってくれよ♪フールフール、じゃんじゃん持って来てくれ〜!」 フールフール「あいさ〜、シール様も好きな物頼んで下さいまし〜私とルシフェル様からのおごりですからね〜♪」 シール「ありがとうございますフールフール様、鉄板焼きもお酒もとても美味しいですわ♪」 ルシフェル「伊達に『雷の悪魔』名乗ってないからなアイツ、加熱調理や電解酒造はお手の物なのよ」 〜 ルシフェル「…どうだ?冥界の因果の様子は?」 シール「大きな変動は観測していません、次元事象が極端に歪む事は無いかと…」 ルシフェル「そうか…まあ、そうは言っても三次元からすれば天文学的な検知に過ぎないが…」 シール「…三次元の方は?」 ルシフェル「近いうちに文明がいくつか戦争に揉まれて消える…恒星を牽引出来るだけの科学力を持つ文明だ、いつかこうなるとは思っていたさ」 シール「…」 ルシフェル「シール、自分の道を違えるな…お前が因果を歪めて争いを止めようが神として傍観者で在り続けようが『お前の世界』は変わらん」 ルシフェル「苦しむ事で報われるなら好きなだけ苦しむがいい、苦しめる事で満たされるなら好きなだけ苦しめるがいい…それが『お前の世界』なのだからな」 シール「…はい」 ルシフェル「…ただ、いつも言っているが…これだけは分かって欲しい」 お前を愛している者がいる お前を大切に想っている者がいる ルシフェル「もしお前が望むなら新たな因果を産み出す事も、もしお前が幸せになるのなら世界を破滅させる事も私は構わぬ」 ルシフェル「お前がなりたいモノになれシール、お前がなりたいモノであれシール」 シール「時空神様…」 ルシフェル「…まあ、アレだ;…いつまでも幸せでいてくれ、それが私の幸せだからな…///」 シール「…はい♪」 ルシフェル「…よしゃ!景気付けに高い酒でもあおるか!フールフール、どんどん持って来てくれ〜♪」 フールフール「はいさ〜♪」 シール「…」 シール「(時空神様…私は今、幸せですよ…貴方という立派な上司の下で働ける事を…貴方という名高き師匠から学べた事を……貴方という素敵な義母に巡り会えた事を……)」 〜
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