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〜地霊殿〜 さとり「…成る程、そうですか」 お燐「火力が弱まっていたとはいえ、灼熱地獄に耐えられる生物なんて聞いた事がありません…さとり様、このお姉さんは一体…?」 お空「顔も人間と動物の中間みたいだし…博麗神社の近くでもこんな妖怪や妖精見た事ないですよ」 さとり「…恐らくこの方は『神』の類いでしょう」 お燐「か、神様{emj_ip_0793}」 お空「それって私に八咫の力をくれた人達みたいな?」 さとり「そうです。私が灼熱地獄の管理を任されるに当たりかつて地獄の熱量を管理していた神について文献で調査した事がありましたが、そこに彼女に酷似した姿の神像が記載されていました…『闘いの女神』セクメト、と呼ばれていたようです」 お空「闘いの女神…」 さとり「『暴力の概念』と称されるその力の前では人類や妖怪は無力に等しく、太陽神が居なければ世界は滅んでいたとも言われています」 お燐「力の概念…だから弾幕に臆さず突っ込んで来たんだ…」 お空「…ねぇさとり様」 さとり「なんですか空(うつほ)?」 お空「この人は太陽神より弱いんだよね?」 さとり「そうですね…文献では太陽神ラーに服従する神であると記載がありましたから、太陽神より神位の低い神であると言えるでしょうか」 お空「じゃあじゃあ!太陽神の力を持ってる私はこの人より凄いんだよね{emj_ip_0793}八咫の力は太陽の力だもんね{emj_ip_0793}」 さとり「…………そう…ですね」 お空「わーい♪私凄いぞー!」 お燐「……そうなの、さとり様?」 さとり「いえ、適当です。どうせ明日には忘れるでしょうから今は喜ばせておきましょう」 お燐「……;」
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