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アップルマーケットを出てすぐそばにある遺跡。俺が発見された遺跡。 その中に入った俺は、リーバードのあまりの弱さに辟易することになった。 図鑑に載っていたホロッコにミルミジー……こいつらは俺の指先から放たれるバルカン砲、その数発で容易く爆散していく。 機械生命体という肩書きから、どんな化け物が出てくるかと期待していたが、これでは暴走したメカニロイドの方がまだ手応えがある。 VAVA(こんなんじゃ満たされねえ…!) 苛立ちという更なる不快感を感じながら奥へと進む。 すると、俺の聴覚が中年男性の情けない悲鳴を捉えた。おそらくあの中年女性が言っていた『主人』だろうと思い、その場へ行くと、一体のリーバードに翻弄されている二人の人間が視界に入った。 VAVA(中年男性が『主人』で、もう一人のガキが『アイラ』か) 薄桃色のアーマーか。いかにも女子らしい装備だ。
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