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おじさん「ただいまー!」 おばさん「おかえり! ありがとうね、VAVAさん」 VAVA「礼を言われる筋合いは無い。…礼をしたのは、俺の方だ」 改めて口に出してみたが、やはり抵抗感がある。 おばさん「それで、VAVAさんはこれからどうするつもりだい?」 VAVA「ゆくゆくは島を出るつもりだ」 おじさん「え! 何で?」 VAVA「俺は戦うために作られたロボットだ。平和なこの島に、俺の居場所は無い」 かつては空賊が暴れたことがあったと警部は言っていたが、表面上、そんな爪痕は残っていないように見えた。 この島はもう、争いから遠ざかってしまっているのだろう。 おじさん「ロボット? そうは見えないけどなぁ」 おばさん「コラ! …島を出るって、どうやってだい?」 VAVA「それはまだ考えていないが…」 おじさん「…だったら、いいものがあるぞ! 店の裏に来い!」
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