コピー
▼本文
ハンムルドールは答えるかわりに、両腕を交互に振り下ろしながら俺に向かって突撃してきた。 叩きつけられた腕は地面を破壊し、爆風を引き起こしている。まともに食らえばただではすまないだろう。 VAVA「はっ!」 とにかく、この狭い通路であの巨体とやりあうのは分が悪い。適当に広い場所まで、ハンムルドールを誘導する。 カカカカカ… すると、ハンムルドールは突進を止め、俺から距離を取ると、両腕を伸ばしてその先端を向ける。 VAVA(何だ…?) 次にバシンッ!という音がして、ハンムルドールの両腕が切り離され、俺に向かって飛んできた。ロケットパンチだ。 VAVA「ほう、貴様も使えるのか」 呟くと同時に、俺は走り出す。 両腕を切り離したことで、やつは今丸腰だ。 そしてあの巨体…、装甲の厚さはナウマンダーぐらいあると見ていいだろう。なるべく至近距離からショルダーキャノンを叩き込んだ方が、よりダメージを与えられるはず。
🔙スレッドへ
日間
週間
月間