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ブヨン ブヨン アイラ「…何あれ?」 最深部にて待ち構えていた大型リーバードは、極彩色の液体に包まれた巨大な顔だった。 VAVA「リンブルメンジだな」 アイラ「リンブルメンジ?」 VAVA「詳しいことは俺にもわからん。図鑑にも名前と姿しか記載されていなかったからな」 ロール『レーダーに今までにない反応が出てる。でも、敵意は無いみたい』 ロック「じゃあ、無視して進もう。封印の鍵が優先、でしょ?」 VAVA「そうだな」 とか言いつつ、つまらなそうなVAVAさんに苦笑しながら、僕たちはその次の部屋で封印の鍵を手に入れる。 ロール『やったね、みんな! これが、最後の封印の鍵か…』 アイラ「長かったね〜」 ロール『アイラちゃん、帰るまでがディグアウトだよ。気を引き締めてね』 アイラ「ん! わかった!」 僕たちは部屋から出ようとする。その直前、ロールちゃんからの通信が入った。 ロール『みんな、さっきのリンブルメンジっていうリーバードなんだけど、活性化してるみたい。倒さないと遺跡から出れそうにないよ』 ロック「えっ」 VAVA「ククク……そうこなくちゃ面白くない」 VAVAさんは嬉々として扉を開けた。 毎度のことだけど、せめて心の準備はさせてほしい…。
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