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ユーナ「えぇ、流石は伝説のロックマンの後継機だわ」 VAVA「何ッ!?」 ユーナはとんでもないことを言い出した。エックスがロックマンの後継機だと!? ユーナ「エックスは遥か昔に人間を悪から何度も救った伝説のロボット、ロックマンの後継機。だから人間のように考え悩み、成長し進化する機能を与えられていた」 ユーナ「エックスに助けてもらった人間たちは、彼を青き救世主、その親友であるゼロを赤き英雄と称したわ。そして、伝説にあやかって自分たちを守る存在として『ロックマン』を量産したの」 VAVA「…そうか、それがロックやジュノの正体か」 ユーナ「その通り。特にその子――ロックマン・トリッガーは人類と、それが作り出したシステムに仇なす存在、イレギュラーを狩る立場を与えられていた。正真正銘、エックスやゼロの後輩にあたるロックマンよ」 ロール「ロック…」 ロールはロックを見る。データの力によりだいぶ回復したようだが、目覚める気配はない。 バレル「じゃがロックは赤ん坊の姿で遺跡の中に封印されとった。それに、おまえさんが語ったシステムとやらも、今は満足に機能しとらんように見える」 バレル「これはどういうことじゃ?」 ユーナ「ここから先は、私も詳しいことはわからないの。セラ――もう一人のマザーコンピューターが教えてくれなかったから」 VAVA「構わん。話せ」 ユーナ「人類最後の生き残りであり、システムの統括者でもあった男性がいたの。私たちはマスターと呼んでいたわ」
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