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VAVA「……」 アイラ「……」 大きく頭を下げたアイラ。フリーズする俺。 弟子? 俺の? アイラ「お願いします! 早く一人前のディグアウターになりたいんです! 弟子にしてください!」 VAVA(そういうことか) VAVA「なぜ俺なんだ。おまえには、ジャンク屋のおやじがいるだろう」 アイラ「だっておじさん、まず逃げることばっかり教えるんだもん…」 VAVA(おやじ…) 間違ってはいない。ディグアウトは遺跡の中にある資源を発掘する仕事だ。途中で死ぬなど、本末転倒だろう。 それに、こいつはまだガキだ。あのおやじとしては、こいつに怪我してほしくないだろうし、その親に迷惑をかけたくもないに違いない。 だが、ディグアウターをやる以上、リーバードとの戦いは、必然ではないにしろやらねばならんことだ。 俺に弟子入りを志願した、ということは、こいつが目をつけたのは俺の力だろう。なら…、
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