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VAVA「…セラを潰せば、人類再生プログラムは止まるんだろ?」 『『!』』 ユーナ「あら、戦ってくれるの?」 VAVA「誰かの好きに動くつもりは無い。だが、利用された借りは返さないとな」 VAVA「それに、俺はデコイが生きるこの世界の方が好きだ。人類に甦ってもらっちゃ困るんだよ」 ユーナ「そう」 自分でもびっくりするぐらいに正直に話すと、ユーナはロックの側に近づいた。 ユーナ「それじゃあ、どうして彼がシステムに造反したのか調べるとしますか」 ロール「何をするつもり……ですか!?」 ユーナ「安心して。今、記憶を再構成してる所だから、それを読み込むだけ。害は無いわ」 ロール「そう、ですか…」 ユーナ「…ちなみに、どうして私があなたのお母さんの姿をしているのかというと」 ユーナ「あなたの両親、禁断の地にやってきたはいいけど、重体になっちゃったのよ。それで、あなたのお母さん、私の部品で治したんだけど」 ユーナ「そしたら私の体が動かなくなっちゃってね〜。仕方がないから借りちゃった。ごめんなさいね」 ロール「えぇ…」 ロールは困惑していた。軽い口調でそんなことを言われれば当然だろう。他の人間……いや、デコイたちも苦い顔をしている。 ユーナ「さ、データ! あなたが記録したロックマン・トリッガーの記憶を見せて!」 データ「ウキー!」 ユーナ「ちゃんと返事しなさい!」 データ「は、はい! マザー!」 上下関係は割としっかりしているらしい。
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