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…視点変更→『アイラ』 ◇ ロックのお兄ちゃんが目を覚ますと、VAVAさんは即座に訊ねた。 VAVA「俺はこれから人類再生プログラムをぶっ潰す。おまえはどうする?」 ロック「……」 ロック「うん、僕もやるよ」 ロックのお兄ちゃんは立ち上がって、力強く頷く。私はそれに続いた。 アイラ「私も!」 ロック「アイラちゃん、さすがに今回は…」 アイラ「何で!? 今までみんなで頑張って来たじゃん!」 ロール「アイラちゃん、今回は私はサポートできないの…」 ユーナ「そう。ヘブンは宇宙にあるから、飛行船からの通信は不可能。オペレートは私がやることになるわ」 ユーナ「復活レプリロイドのみんなも地上に残ってもらう。こうなった以上、可能な限りデコイたちを守らなきゃ」 フォクスター「御意にございます」 コカペトリ「まあ仕方ねぇな…」 ルナエッジ「ウウゥ……VAVAぁ! 約束守れよぉ!」 VAVA「ああ、わかっている」 VAVA「それと、アイラ」 アイラ「……」 VAVA「おまえは俺の弟子……テストその4だ。合格できたら、ヘブンに連れてってやる」 アイラ「本当!?」 ロック「VAVAさん!」 VAVA「俺たちが勝たなきゃデコイに未来は無い。連れていこうがいかまいが、同じことだ」 VAVAさんは相変わらずロックのお兄ちゃんを見ようとしない。ずっと私の方を見ている。 アイラ「で、どんなテストなの?」 VAVA「まず、部屋の隅に移動しろ」 アイラ「え? うん」 何をするんだろう?
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