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>>3 楽しんでいただければ幸いです しばらくして、警部を名乗る太った男が、病室にやってきた。 VAVA「俺はVAVAだ」 警部が名前を聞いてきたのでそう答えると、今度は俺が「どうして自分がここにいるのか」を聞いた。 曰く、俺はアップルマーケットの近くにある遺跡の中で倒れていて、ディグアウト中のジャンク屋に発見され、そのまま病院に運ばれたらしい。 ……………やはり、何がなんだかさっぱりだ。 VAVA「質問を続けてもいいか?」 警部「ああ、いいとも」 VAVA「何故病院なんだ? 俺はロボットだぞ」 警部「え? そうなのかい?」 VAVA「…………は?」 驚いた。なんと、こいつらは俺を人間だと思っていた。 何でも、冒険者が肉体を改造することはよくあることで、全身を機械に置き換えてる者も少なくないらしい。 …何らかの『違和感』を感じながら、俺はもう一つ質問をする。 VAVA「ディグアウトとは何だ?」 警部「ディグアウトを、知らないのか?」 警部は「信じられない」といった表情を浮かべた。
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