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ギロロ「ペコポンを侵略するのは俺たちだ。だから、俺は兄と、ガルルと戦った」 ネンガ「!」 ギロロ「勝負には勝ったが、人としては負けたよ。あいつは、俺たちに勝たせることで、上に俺たちが侵略活動を続けることを認めさせたんだ」 ネンガ「……」 ギロロ「…ガルルに対して凄みを感じる一方で、悔しくもあったよ。『やはり俺では兄に勝てないのか』と」 ギロロ「ギオも、おそらくそうなのだろう。そして、俺以上に劣等感が強いのだろう」 ギロロ「ネンガ、おまえはその責任を取らねばならん。例え、どんな形であろうとだ」 ネンガ「…ああ、わかっておる。わかっておる、さ…」 ドロロ「……」コソッ ドロロ(兄の優しさ、弟の劣等感……両方が悪い方向に進んだ故の悲劇…) ドロロ(なんとか救いを持たせることは……いや) ドロロ(この考えこそが、『兄故の間違った優しさ』でござるな…。気分転換も兼ねて、小雪殿と話してくるでござるか)スゥ…
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