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第9話A『救われた暗殺兵』 羅門城 粘心「ギョロロからの報告は以上になります」 ギオ「ほー。黒龍斎め、うまくやりおったか」 ギオ「では、天容の笛を横取りするとするか。粘心、剣鳥を出せ」 粘心「はっ」 ◆ 伊賀山、黒龍斎の屋敷 黒龍斎「わぁっはっはっはっ! ジララ殿、いやご苦労様でござった」 ジララ「笑うのはまだ早いですよ。ネンガがこの娘を取り戻すために、天容の笛を持ってくるかどうか…」 黒龍斎「いや、ネンガは必ず天容の笛を持ってくる。あいつは『良い子』だからな」 黒龍斎「一の坊、念のため、羊羹とカステラの用意をしろ」 一の坊「はっ」 マタタビ「もてなすのかよ…」 黒龍斎「表向きはな。だが、すぐに戦いがはじまるだろう。おまえたちはいつでも動けるようにしておけ」 ジララ「承知」 小雪「……」
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