コピー
▼本文
念雅山、山道 ネンガ「……」スタスタ 紫狼沙「ネンガ」 ネンガ「紫狼沙」 紫狼沙「この前、伊賀でひと騒ぎしたそうだな」 ネンガ「んむ…、小雪を助け出すためにな。あのジララという者は、それだけ危険な男であった」 紫狼沙「ふっふっふっ、おまえも呑気なやつだな」 紫狼沙「黒龍斎は仕返しに、念雅と甲賀にロケットで爆弾を撃ち込むつもりらしい」 ネンガ「爆弾!?」 紫狼沙「これが並の爆弾ではない。シュララ軍団経由で取り寄せた、山一つ吹き飛ばせる代物だ」 紫狼沙「爆発したら最後、その辺一帯は壊滅するだろう。おまえたちが避難したとしても、念雅の山は消えてなくなる」 ネンガ「…!」 紫狼沙「爆弾は今日にでも撃ち込まれる。早く避難することだな」スゥ… ネンガ「紫狼沙、待て!」 ネンガ「…! 早く、屋敷に戻らねば!」
🔙スレッドへ
日間
週間
月間