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伊賀山、頂上 黒龍斎「わははは! とうとう完成したか、もも助!」 もも助「はっ」 黒龍斎「おまえの言うハイテクなどは戯言だと思っておったが、よくやったぞ」 もも助「父上、これからはハイテクの時代ですぞ。ましてや宇宙人の技術ともあれば…」 シュララ「お役に立てれば幸いでございます」 黒龍斎「おお、シュララ。おまえも来ていたのか」 黒龍斎「よし、もも助、発射の準備をしろ」 もも助「はっ」 シュララ「お待ちください」 黒龍斎「何?」 シュララ「敵にこの作戦が知られていた場合の手を打っておきたいのです。しばし、待っていただけないでしょうか?」 黒龍斎「何だと? どんな手か説明しろ」 シュララ「爆弾を破壊されないよう、敵の動きを封じます」 黒龍斎「ほー。確実性が増すというわけか。いいだろう、やってみせい」 シュララ「はい」カチッ シュララ「ギョロロ、聞こえるか?」 黒龍斎「む…。そう言えば、マタタビ殿の姿が見えんな。一の坊、探してこい」 一の坊「はっ」
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