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西の方にある禿げ山 白老「ふん、来よったか」 黒龍斎「こんな禿げ山に呼び出しおって何の用だ、この山猿め!」 白老「なんの用だと? 言われなわからんかい」 黒龍斎「わっはっはっ! おまえの山が半欠けになったことか!」 黒龍斎「それならわしに感謝せい。ほんとは全部吹き飛ばしてやるはずじゃったんじゃからな」 白老「おのれー!」バッ スタッ 黒龍斎「ほー。おまえね闘着姿など初めて見るぞ」 黒龍斎「今までわしが何度果たし状を出しても、応じたことなど一度もなかったが…、どうやら今日は本気らしい」 白老「そや。おまえのツラはもう一生見たくないんや」 白老「今日が最後や!!」ザト 黒龍斎「ならば先手必勝! “千里掌”!」バッ! 白老「うおっ!」ジャッ! 黒龍斎「むっ。今のは肉の斬れる音ではない…」 白老「見ろや、鉄で編んだかたびらや」ニヤリ
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