コピー
▼本文
ギオ「ふっふっふっ。そうか、天容の笛を持っていないおまえに、わしは戦いを挑まないだろうと考えてのことか」 ネンガ「む…」 ネンガ「わしは戦いに来たのではない。話し合いに来たのだ」 ギオ「ふっ、やはりな」 ギオ「それで、何を話すと言うのだ」 ネンガ「おまえのその体についてじゃ。天容の笛を我々に奪い返された以上、その体にはまた老いが忍び寄る」 ネンガ「このままでは、また体が動かなくなり死を待つことになる」 ギオ「だからどうしろと言うのだ」 ネンガ「天容の笛に触れれば体は元に戻るだろう。そのためにだけでも時々念雅山に戻ってきてはどうだ?」 ギオ「くっくっくっ。つまり、年に一回でもあの懐かしい念雅山に帰省してはどうかということか?」 ネンガ「また一緒に修練をしようなどとは言わん! おまえの体のためだ!」 ギオ「ありがたい申し出だな」 ネンガ「どうじゃ?」 ギオ「ふむ。わしの答えは…」
🔙スレッドへ
日間
週間
月間