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まる君「それを聞いて、おまえはどう思ったんだ?」 まる君「自分がみじめにならなかったかっ!? ギオを殺してやろうと思わなかったのかぁ!」 さんか君「まる君…」 助左衛門「泣いているのでござるか」 まる君「くっ!」 さんか君「そりゃあ、ボクだってひどいなぁと思ったよ。ボクたちって、生まれたらすぐ捨てられた子犬みたいなものだなあって」 まる君「ふふん。じゃあ、一緒にギオをやっつけに行くか?」 さんか君「ううん。ボク、そんなひどいヤツのことはもう忘れたよ」 まる君「…!?」 まる君「おまえはやっぱり腰抜けなんだぁ!」 さんか君「違うよ。そんなヤツのことは忘れてボクの人生から消してしまうのさ。それがボクの仕返しだよ」 まる君「忘れることなんかできるもんかぁ! ギオは…、あいつはいわば俺たちの親だぞっ!?」 さんか君「まる君…」
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