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<BR><font color="#bca78d"><center>【妖怪大戦争】</center> 昭和43年12月に大映の制作配給で、冬休み公演として上演された子供向けの特撮時代劇です。 ストーリーは、子供向けなので単純明快。時は江戸時代(だろう?) 古代バビロニアの吸血妖怪ダイモンが、4000年の眠りから覚め日本に来襲、代官に成りすまし日本征服を企む。 それを迎え撃つのは、人間ではなく日本の妖怪たちという構図です。 リーダーは関西弁の知将キャラ、油すまし。 河童、ろくろっ首、唐笠お化け、烏天狗などお馴染みの日本の妖怪が登場して大活躍する。 恐ろしい形相のダイモンに比して、愛嬌ある妖怪たちのキャラ造形も、この作品のみどころの1つです。 クライマックスは巨大化したダイモンに、油すましの呼び掛けに呼称した日本の妖怪たちが総攻撃をかけるシーン。 空・海・山 日本各地から、油すましの元に参集する妖怪の大群、この描写は圧巻です。 油すましがダイモンの弱点を発見。 これ機に総攻撃は成功し、ダイモンは敗走するが、その最期は作品中には描かれていない。 何処かで、また復活してくるかもの余韻を残して、映画はフィナーレとなる。</FONT><BR>
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