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<BR>思い出のバラエティー番組(コント) 8時だョ!全員集合(1969) <font color="ORANGE">いかりや長介</FONT>の「8時だよ!全員、集合〜!」という掛け声でスタートしていた『8時だョ!全員集合』。 コント中心のお笑いバラエティー番組でした。コレをみてない子供はまずいなかったっていう伝説の番組。 土曜の夜8時から8時54分までみんな釘付けでした。 放映期間は、1969年10月4日から1985年9月28日まででしたが、途中1971年4月3日から同年9月25日まで抜けてました。 この空白期間は<font color="yellow">クレージーキャッツ</FONT>の『8時だョ!出発進行』をやってましたが、実はカラクリがありまして、実は<font color="yellow">ドリフ</FONT>は半年間TBSから日テレに引き抜きにあったのです。その穴埋めでクレージーキャッツが連れてこられたんですが、<font color="yellow">クレージー</FONT>は、まぁつまんなかった! 噛んで味が無くなったガムみたいなもんでしたね。子供心に惰性でコントやってらぁ!って思いましたもん。2回くらい見て、つまんなかったから、見るのやめました。 引き抜かれた<font color="yellow">ドリフ</FONT>は日曜日の夜7時に『日曜日だョ!ドリフターズ!!』って全員集合そっくりの番組をやってました。『日曜日だョ!ドリフターズ!!』の話はまた改めてするとして、話を全員集合に戻します。 全員集合の前半は大仕掛けの長い喜劇舞台。最後のオチは大体屋台崩しでミニパトが屋根に乗っかるとか、家全体から大雨が降って来るとか凄いのもありましたね。ネタは学校ネタ、商店街、インディージョーンズ真っ青の冒険、刑務所脱獄、家族ものなどバラエティーらしくバラエティーに富んでいました。 大体どこかの公会堂を使った公開生放送でしたが、<font color="yellow">ドリフ</FONT>の休暇やスケジュール調整の都合で稀に録画になることもありました。 <font color="ORANGE">荒井 注</FONT>時代はゲバゲバに近いスラップスティックコントが多かったですが、体力が持たずに<font color="ORANGE">荒井 注</FONT>が<font color="yellow">ドリフ</FONT>を引退し、<font color="ORANGE">志村けん</FONT>が登場すると日常に潜む笑いにスポットライトが当てられて、家族ネタが増えました。<font color="ORANGE">志村けん</FONT>のおマヌケな子供がトイレでお化けを見て騒ぐネタは有名でしたね。そこから「<font color="ORANGE">志村</FONT>!後、後!!」って大向こうから子供の掛け声がかかるのが定番になりました。 流行語も数多く生み出しましたね。 <font color="ORANGE">カト</FONT>ちゃんだと 「ちょっとだけよ!アンタも好きねぇ!」 「いかりやに、おっこられた」 「痛いの痛いの飛んでけー」 「1、2、3、4、やったぜ加トちゃん! ウンコチンチン」 「おーおー珍し珍し」 「加トちゃんペッ!」 「どうもすんづれい(失礼)すますた!」 「まぁその〜」 <font color="ORANGE">志村けん</FONT>だと 「怒っちゃヤーよ」 「お前、それはないだろう〜」 「ウワァオ!東村山!一丁目、ワオ!(東村山音頭) 「カラス、何故鳴くの、カラスの勝手でしょう!」 「あ〜あ」(ソウルばあちゃんで<font color="ORANGE">志村けん</FONT>が老婆のズラをかぶって奇妙な踊りと歌を披露) <font color="ORANGE">仲本工事</FONT>は「こ、ま、お、く、り、も、で、き、ま、す、よ!」 流行らなかったけど、個人的にウケたのは学校シリーズの<font color="ORANGE">いかり</FONT>やと<font color="ORANGE">カトちゃん</FONT>のやりとり。 先生役の<font color="ORANGE">いかりや</FONT>が、出席を取るときに<font color="ORANGE">カトちゃん</FONT>のところに来ると吐き捨てるように言います。 「加藤、チャッ!」 <font color="ORANGE">茶</FONT>を汚らしく舌打ちで言うの。 何度もしつこく。 で、ブチ切れた<font color="ORANGE">カトちゃん</FONT>が言うのです。 「い***かりや、ちょおっっすけっ」 で、みんな吉本新喜劇みたいにコケるの。 コレは面白かった! 長い放送期間だっただけに、冒険する山が火を吹いてボヤになったことも、停電も、<font color="ORANGE">志村けん</FONT>と<font color="ORANGE">仲本工事</FONT>のノミ行為謹慎で<font color="ORANGE">カトちゃん</FONT>と<font color="ORANGE">ブー</FONT>さんと<font color="ORANGE">いかりや</FONT>だけの回が何回かあったことも<font color="ORANGE">いかりや</FONT>が声帯ポリープ手術で二週間声を出せなかったこともありました。 その度に<font color="yellow">ドリフ</FONT>はギャグで乗り切ってました。競馬ノミ行為事件の時には<font color="ORANGE">カトちゃん</FONT>の「5秒前、4、3、2、1、デーン」と<font color="ORANGE">ブー</FONT>さんの「ピップエレキバン」が生まれてます。 私が裏番組に浮気したのは『ひょうきん族』でしたね。 全員集合の終わりの頃は『ひょうきん族』の偶発的ギャグが斬新で<font color="yellow">ドリフ</FONT>の作り込んだプロのギャグが古臭いと思われる状況になり、そのあたりが全員集合終了の引き金になったみたいでした。 <font color="ORANGE">いかりや</FONT>がくたびれてきたってのもあったと思いますが。 後の吉本芸人が一発屋で消えていくのを見るにつけ、「ドリフを見よ!一か月ごとに新ネタ出して笑いを取っていたぞ!」って文句を言ってましたが、違うんですね。 <font color="yellow">ドリフ</FONT>がとんでもない芸人だったんです。一か月ごとに新ネタ出して笑いを取るって奇跡に近いことだったんです。 それをリアルタイムで見られた私たち昭和っ子は幸せでした!<BR>
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