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<BR>思い出のアニメ ジャパニメーション編21 その他1960年代の日本のアニメ スーパージェッター 「流星号、流星号、応答せよ!」 このフレーズは幼稚園のときに流行りましたよ! でも実際の放映は幼稚園入園前でしたね。 1965年1月7日から1966年1月20日まで4クール、一年にわたり放送されました。 白黒作品ですが、スチールと輸出用のアニメはカラーでした。 主役のジェッターは千年先の未来、30世紀から来たタイムパトロール隊員。 タイムマシン同士の衝突事故で20世紀の日本に到着しました。 タイムマシンの故障で30世紀に帰れなくなったジェッターは事故を契機に知り合った国際科学捜査局の西郷長官の要請で未来の道具を使って犯罪捜査に協力することになります。 電撃銃にタイムストッパー、反重力ベルト、流星号。電撃銃は電撃で人を気絶させる武器。 元々は電撃で相手を感電死させる兵器だったが、主演の市川治が、正義の味方が人殺しをしてもいいのか?と問題提起。 ショックを与えるだけになった。 まぁ、ほぼスタンガンですね。 タイムストッパーは30秒間周囲の時間を止めて、ピンチを切り抜ける装置。 悪漢が同じくタイムストッパーを持っていると双方が30秒フリーズしてしまう。 反重力ベルトは重力を消して空を飛ぶことができるようにする装置。 流星号は「流星号、流星号、応答せよ!」って言うといきなり出てくるヤツ。 ホントはタイムマシン機能付きのクルマで、バックトゥーザフューチャーのデロリアンみたいなヤツ。 しかし、マッハ15で飛ぶし、タイムマシン機能は事故で壊れてるし、小さい頃はミニUFOとしか思ってませんでした。 ドラえもんとかに出てくる宇宙船とかとデザインに差はないですね。 一言、ダサい。 宇宙戦艦ヤマトからですね。 タイムマシンや宇宙船がカッコよくなるのは。 こういうところで何気に松本零士の偉大さを感じたりして。 流星号といえば幼稚園の時の粘土細工を思い出します。 粘土で将棋の駒みたいなのを作って、前をちょっと尖らせて、ヘッドライトの穴を開ける。 後にテールフィンをつけて、真ん中にドーム状キャノピーをつけたら出来上がり。 ところがですよ! 隣のヤツがいきなり出来たばかりの流星号見て、「変な流星号!」 一言呟いて、できた流星号をゲンコツでベシャっと潰しました。 ソイツの顔も名前も忘れました。 私は突然のことに口をアングリと開けたまま、フリーズしてました。 私の流星号ぶっ潰したお前さ、 俺が大人しいガキでよかったな。 マッチョでバイオレンスなヤツなら、顔面にパンチか頭突きくらって鼻血出してたぜ! 草創期のSFアニメで稚拙な感じですが、タイムパトロールって発想は後々映画ドラえもんに生かされましたね! ドラえもんに出てくる悪漢って、未来からタイムマシンで来て、神様や妖怪や宇宙人に化ける。 昔の人間を騙す。 そういうのを時間犯罪者って言ってますね。 取り締まってるのが、まさにタイムパトロールなんですよ。 スーパージェッター、元祖タイムパトロールアニメとしての功績は大きいかもしれません。<BR>
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