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「店長、副店長、社員、バイト、皆、仲良くてね。仕事が終わると皆でカラオケ行ったり、飲みに行ったり、 社員でも仕事できない奴は古株のバイトがカバーしたり、追い詰められた環境ほど、人間、素が出るというでしょ。 自分の弱さも強さも、社員、バイト関係なく曝け出して、店舗を回していく。お客様に喜んで頂く。 だから、仕事がキツくて辞める奴。文句言う奴。そんな奴は”裏切り者”と今でも思うし、腹立たしいですね」 「男が男に惚れる――。渡邊美樹に惚れ、本社のある役員に惚れ。どの上司も皆、男気溢れるいい男ばかりでした。 だから最後までついて行きたかった。」 今でもA氏は、新人時代、1人で洗い場で皿洗いをしていたある日のことを思い出す。 店長「君、1人でやってるのか?」 A氏「はい……」 店長「何で言わないんだよ。言ってよ」 A氏「あ、でも、これ、僕の仕事だし……」 店長「手伝うよ」 A氏「え、でも……」 (そう言うなり店長は洗い場に入り、皿洗いをはじめた。店長のワイシャツは、たちまち泡まみれになった) 店長「いい? 何でも1人で背負うことないから。ワタミでは皆が寄り添って、助け合うんだよ。それがワタミだから。 でも、今日は俺が気づかなかった。君に寄り添っていなかった。すまんな」 A氏「いえ……。そんな」 店長「今日は忙しかったのに。大変だったでしょう。これだけの数を……。本当に俺が至らなくて、君とお客様に悪いことをした。申し訳ない」 A氏は、頬に涙が伝ってくるのがわかった。 その後、A氏が店長になった際は、人手不足に陥って困っていたところ、昔の店で働いていたアルバイトたちが、自発的に集まって、店を手伝ってくれたそうです。 ちなみに、このA氏は、その後も頑張って働いていたのですが、「うつ病」でワタミを退職してしまいました。 でも、A氏は「キツイ仕事で追い込まれた」と恨んでいるわけではなく、むしろ、「最後までワタミに残れずに、申し訳ないと思い続けている」そうです。 基地外ですわ(-_-;)
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