本文コピー
▼本文
(オープン戦、巨人12−5ロッテ、12日、QVCマリン)ロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が12日、巨人戦に途中出場。七回二死一塁で迎えた打席で、久保から“本拠地初打点”となる左翼線二塁打を放った。この日はわずかに1打席。「その1打席で結果を出してくれた」と伊東監督も惨敗の中に光明を見いだした。 「集中できました。きょうは集中できる材料もいっぱいありました」 試合前、井上の元にテレビ局を通じて女子プロレスラー、アジャコング…つまり“ご本家”から激励のビデオレターが届けられた。日頃から「いつかはごあいさつにうかがわなければ、バチが当たります」と気をもんでいただけに、背筋が伸びた。 そして、日本生命の同期、巨人のD1位・小林がティー打撃中に歩み寄ってきた。「元気? そっちは? みたいな…。なんてことない会話でしたが、自分にとっては一番の刺激。やはり負けられないので…」。ライバル心を打席につなげた。 さらに試合後は鈴木、益田と東武百貨店による「開幕PR用ポスター」の撮影。新人では井上が唯一の起用となった。オープン戦の打率は・500(24打数12安打)。「数字は気にしません。自分のできることをやって、開幕1軍に残ることだけです」。アジャの進撃が止まらない。
スレッドへ
日間
週間
月間