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全ての始点はとある好奇心が抱いた疑問、 そこから交錯していく奇っ怪なシナリオ。 思い返してみれば遍在した多様な選択肢、 だが突き通した話題一点に通わせる殺意。 相手がいない喪失感…ん?それだと“ラフィン”の名でも問題無くね。精々ハイリスクローリターン、低俗な要領を前に舞い散る苦労人か?それで「人が人を呼ぶ環境」なら俺の様な新参達に打診してみれば良かったものを秘かに増殖活動、偽りの発展、自分で付けた傷が広がっていく。 つまるところ彼の才は愚直過ぎたんだ。 結びつかぬ目的と手段で苦悩する企画者。 道理で読み返してもピンと来ない訳だ。 誤解されるぞ?突発的な行いだけじゃ。 何故か運営様だけで抱え込む言葉や事情、 文化って皆で大きくするモノじゃないの? 確かに道のりは光の絶たれた隧道、だが その上で俺の信念は「焦らず行こう」 さて、もう一方は…? 取り敢えず遺骸で遊ぶのか丁重に葬るのかはっきりしようか。反旗に哨戒を連ねた二連投は芯の無いドグマでアジテート。それはポップアートを圧倒出来るモナリザ、どころか落書き程度のL.H.O.O.Q.。さも偉そうに雑な姿勢を述べた章句、舌足らずの言語に滴る血痕。“リサール”ウェポンと書き損じた奴がエゴを代償に語る技量や力量。説得力皆無で興醒め、萎んだリビドー。あくまで狡猾で在ろうと藻掻く姑息な砂上楼閣。 こちら細部まで推敲を重ねつつ描いた活字。 そもそも綴りたい事を綴って何が悪い。 場に囚われてたらそれこそ道化師だぜ? 状況に流されず、俺は俺の鼓動で仕立てる。 裏を照らしつつ広げるフィルム・ノワール、 まさか悪漢も深く踏み込めず、怯むとは。 価値を築き、しっかり抉るバースをもって 意外性に渦巻く波乱の一回戦、終幕。
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