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おばさん「それで、うちに何の用だい?」 VAVA「俺を助けた借りを返したい。ディグアウトとやらを手伝わせてくれ」 おばさん「え? あんた、ディグアウターじゃなかったのかい?」 VAVA「ああ。だが、実力は保証する」 俺は戦闘用のレプリロイドだ。ハンタークラスは特A級。純粋な火力で俺を上回るレプリロイドなど、ほとんどいない。 おばさん「……」 おばさん「あんた、さっきこう言ったよね? 『借りを返したい』って」 VAVA「そうだが、それがどうした?」 借りを作ったままというのは性に合わない。だから返す。そのことに何の問題があるというんだ? おばさん「そこのところを『お礼がしたい』に訂正するなら、いいよ」 VAVA「…は?」 凄まじい抵抗感が俺の電子頭脳を襲った。 お礼? この俺が?
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