コピー
▼本文
イエイヌ「ジララさーん!」タッタッタッタッ ジララ「イエイヌ」 ヒョウ「お、ちょうどええタイミング」 クロヒョウ「あれ? 山の上のカフェに行ってたんとちゃうん?」 イエイヌ「途中まで、トキさんに、運んでもらったんです…!」ゼーハー ジララ「わかったから、まずは呼吸を整えろ」 イエイヌ「すー、はーっ…」 ヒョウ「そこはひっひっふーやろが!」 イエイヌ「ええー!?」 ガシッ ゴリラ「ヒョウ、少し静かにしてくれ」 ヒョウ「…はい」コクッ ジララ「それで、どうしたんだ?」 イエイヌ「大変なんです! 大きな白いケロン人が、サンドスターの火山に向かって行ったんです!」 ジララ「何!? キルルめ、第二形態になったか…!」 クロヒョウ「第二形態とかあるん!?」 バサバサ カタカケフウチョウ「その通りだ」 カンザシフウチョウ「キルルは得たエネルギーの量によって、その姿を変える」 キュルル「君たちは、僕に『スケッチブックを失くすな』って言ったフレンズ!」 ジララ「おまえたち…! アムールトラも一緒だと!?」 アムールトラ「」グッタリ カタカケフウチョウ「フレンズ相手では、かつてヒトに同化した時と同じようにエネルギーを得ることができないと判断したキルルは、このアムールトラだけに同化し、孤立させることで、彼女だけからエネルギーを得ることにした」 カンザシフウチョウ「時間はかかったが、姿を変えるのに十分な量を得ることに成功したようだ」 カタカケフウチョウ「大規模な同化を行っていなかったからこそ、我々の目を掻い潜れた」 カンザシフウチョウ「とも言える」 ジララ「ずいぶん詳しいな」 カタカケフウチョウ「我々は伝承者」 カンザシフウチョウ「ヒトから真実の歴史を教わり、後世に伝えるモノ」 ジララ「そうか……おまえたちは、最初から全て知っていたのか」
スレッドへ
日間
週間
月間