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立ち篭める暗雲から聞こえる嘶き デュラハンライクな“いでたち”に火が立ち 着込む甲冑も当然首無し 今日は誰が為の忌引 口火を切る、指切る言葉の綾を取り 間引く有象無象 絡め取るあやとり 沈み始めた太陽は水面に 今もお前を見る 双眸がお前を見る 陽が出ていても緋のレ・テネーブル 褐色の焔こそが維を狩るテリブル 音の無い世界に於いて偉ぶる螻蛄を踏む 例え其れがヒトガタならば容赦なく追い詰める 首筋に這う蛇のような一閃 琴線を揺らす賛美こそが鎮魂歌 咽頭から絞り出す言葉ならば絶望 さらば 切望し止まない君よ此処に眠れ
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