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イエイヌ「ジララさぁーんっ!」ガバッ ジララ「むおっ!?」ギュウウウ イエイヌ「良かった……本当に良かったです…!」グスッ スリスリ ジララ「…すまん。俺が愚かだった」ポンポン テクテクテクテク ジララ「ん?」 イエイヌ「ボスさん?」 ピタッ ラッキービースト「………………」ジー ジララ「俺に、何か用か?」 ラッキービースト「………………」 ラッキービースト「ヨウコソ、ジャパリパークヘ」尻尾フリフリ ジララ「!」 ジララ(そうか。これで俺も、ようやく――) ジララ「ああ、ありがとう。これからも、よろしく頼む」 ラッキービースト「………………」尻尾フリフリ ゲムム「あの時と同じだ…」 カゲゲ「何?」 ゲムム「かつてトリニティアにプレイヤーとしてケロロ小隊がやって来た時、我はラスボスとしてケロロ小隊と拳を交えた」 ゲムム「敗北した我は、ケロロ小隊に、我に止めを刺すよう促した。それが、プレイヤーに敗北したラスボスの運命(さだめ)だと」 ゲムム「だがその時、我の危機に妹たちが駆け付けたのだ」 三姉妹『……』 ゲムム「それでようやく、我は気づいたのだ。彼女たちが本当に我を慕っていると。"ここ"が我の居場所なのだと」 カゲゲ「…なるほど。確かに、今のジララとよく似ている」 キュルル「居場所、か…」 カラカル「キュルル?」 キュルル「"審判を下す者"として造られた僕に、最初からおうちなんて無かったんだ」 キュルル「そして、キルルも倒された。そんな僕に、居場所はあるのかな…」 カラカル「あ…」
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