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カゲゲ「その旅、我も同行させてもらえないだろうか?」 アムールトラ「…あんた、名前は?」 カゲゲ「おっと、これは失礼した。カゲゲと申す」 アムールトラ「そう。私はアムールトラ」 アムールトラ「どうして一緒に行きたいの?」 カゲゲ「此度の件、我々ケロン人が原因の一端であることには変わらんからな。ケロン人を代表して、我が謝罪しようと思う」 カゲゲ「まずはこの場にいるフレンズ達だな。『すまなかった』」ペコッ ジララ「カゲゲ、別におまえでなくてもいいんじゃないか?」 カゲゲ「ジララ、貴公は既に『キルルを倒す』という大役を果たした。今はしばし休め」 カゲゲ「それに、我は貴公と違い流浪の身。フレンズと交流を深めるのに、ちょうどいい機会だ」 ジララ「…そうか」 カゲゲ「して、アムールトラ殿。返事は?」 アムールトラ「いいよ。私も、あの怪物を造ったやつらのことをよく知る必要がある。必要以上に憎まないためにね」ニヤリ カゲゲ「はっきりと言う。お手柔らかに頼む」 アムールトラ「うん」フフッ ゲムム「…さて、妹たちよ。我らはトリニティアに帰るとしよう」 三姉妹『はーい!』 ゲムム「ジララ大尉、おさらばです。いつまでもお元気で」 ジララ「ああ、おまえも、おまえの妹たちも達者でな」 ゲムム「はい」 カンザシフウチョウ「…これで、我々の役目も終わりか」 カタカケフウチョウ「いや、終わりではない」 カンザシフウチョウ「え?」 カタカケフウチョウ「キルルが倒されたこと、その戦いのこと。歴史に新たなページが刻まれたのだ」 カタカケフウチョウ「我々は次世代にこれを伝承しなければならない。未来ある限り」 カンザシフウチョウ「そうか。そうだな」 バサバサバサ…
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