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…視点変更→『VAVA』 ◇ あの後、結局俺が最後に禁断の地に降り立つことになってしまった。 VAVA(ここが禁断の地か…) なるべく嵐の中心に向かって投下してもらったが、それでも吹雪が強く、視界が悪い。 気温もヨーションカの街とは比較にならないぐらい低い。これでは俺も長居できそうにないな…。 ロール『ロック、アイラちゃん、VAVAさん、聞こえる?』 ロールからの通信。少しノイズが走っている。 ロック「うん、聞こえるよ」 アイラ「私も」 VAVA「問題無い」 ロール『おじいちゃんたちの船、だいぶ流されちゃったみたい。とりあえず、先に進んでみて』 ロック「うん、わかった。じゃあ、行こう」 アイラ「うん」 VAVA「……」 俺は無言で頷いた。
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