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なんだろう。 良い意味で判定するのが野暮に感じるバトルだったと思います。 いやバトルですらないのかもしれません。 先に総括的なことを書いてしまうと、 蚯蚓さんが心の底から心情を吐露した事によってちぞちぞさんがそれに対して呼応した。 お互い真面目で誠実な人なんだなと思いました。 そして対話に紛れてますがお互い韻がめちゃくちゃうまいですよね。 これだけ脚韻落としながら自然に対話していて韻の粗が全く気にならないって実はすごく高度だと思います。 1バ 対戦決まってから時間が経っていること。そして文章量の少なさ。内容から判断しても 本当に悩んでいたんだろうなと思いました。苦しみが伝わってきます。 この時点でこの戦いの向かう先は2択ですね。悩みに乗るか批判するか。 それに対してちぞちぞさんが予想よりも親身に乗っかったことでこの戦いはバトルではなく 対話。それも悩む側と諭す側という立ち位置が決まったと思います。 それにしてもちぞちぞさんのバースがすごく心に刺さりました。 ちょっとふざけながら相手の心のガード外していく感じが溜まらないですね。 「やめときな」でこんなに感動するとは思いませんでした。 2バ これは普遍的で誰にでもありえる悩みで、それでいてみんな落としどころを見つけて 自分の中で清算している悩みな気がしますね。 出来ればもう少し深く話が聞きたかったですね。これでも精いっぱい捻り出したのだとは思いますが。 そしてちぞちぞさんのアンサー。これめちゃくちゃ刺さりました。 きちんと噛み砕いて相手の目線に立って同調しつつ落としどころを提案する。 純粋に悩み相談として見ても素敵。くっそイケメン。 >「やらなきゃいけないけど、面倒臭くなりそう」 > ↓ >弥縫策を取りに行く前後不覚が持病 こういう風に意味をばっちり通して凄く綺麗に踏みますよね。 3バ 多分2バのちぞちぞさんのバースが心に刺さったんでしょうね。 蚯蚓さんの中でも何か変わったのがバースに表れてたと思います。3バース中一番好きでした。 >やっぱりネトラって良いもんだな〜 1バ開始時点ではこの終着点になるとは思いませんでした。 そしてライムとしても実はナチュラルにめちゃくちゃ踏んでいて 一番ネトラと向き合って楽しめている気がしました。 そして最後のちぞちぞさんのバースがまた沁みますね。少し「ここで止まろう」の真意が解読できませんでしたが、 ほんと優しい兄ちゃん感が一貫して素敵でした。 >3度バックは出来ない >今はまだ言えない忌憚なき意見 ここら辺なんて1バから拾ってオシャレな返しでした。 >糸は掴めどしばらくは五里霧中が続く >その先で両手を広げて待つ"Dreams Come True" この締めもめちゃくちゃ好き。 総括 こういう戦い(?)は初めて見ました。 票はちぞちぞさんへ。 バトルのリリックを見て人の人間性に惚れるってなかなかないことですね。 それくらい人として好きになりました。 そして延長2回ずつに合わせたのもきっとわざと。めちゃくちゃイケメンでした。 この戦いを通してひとつ吹っ切れた蚯蚓さんの次回作が楽しみになりました。 稚拙な感想ですみません。 お疲れさまでした!!素敵なもの見せてくれてありがとうございました。
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