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判定します。 先行1バにて是空さんが醸した雰囲気はシリアスで、詩的で素敵でした。導入が上手い。使用語彙も鮮やかで、魅せてくれました。また、後攻ゴオウインさんはアンサーどう返すって期待値も膨らみました。 > 見ただけでわかる この名 詩の上に築く己が城 >網膜に刻み込むこのウォークライ 創生の1バース >「俺は俺でしか無い」 望むは己が才の肯定 これ熱いすね ゴオウインさんは、うーん、とにかく強かった。 >卑屈な奴から見れば傲岸不遜、その通り。 >パンチライン保証人、ゴオウインの降臨。 後攻1バのこのラインをバトルの最後まで体現する様は見事。我儘を突き通す力があった。 バトルの一つのポイントとなったゴオウインさんの口語表現ですが、そこを突くのであれば是空さんに相当、そりゃもう相当の言葉の表現力が必要になってくる。俺にはゴオウインさんの口語表現は粗でもなんでもなく思えました。アンサーもロジカルなんで文脈から全て理解出来るテクニックがすごい。プラス、ライムによる説得力、勿論ありまくりなんですが、それ以上に表現力が何枚か上手でした。 一例として、 >一本目と比べ クオリティは悪化の一途 >情緒不安定、電車で急に叫ぶおっかない人 この辺りの韻も巧いしクスッとくる感じの。 スパイス、メリとハリ。洒脱でした。 好きなラインは挙げたらキリがないんで、一部除き割愛します。 >教えてやる、白紙に無限の可能性を託し、 >綴るという行為はどんな夢幻も叶う選択肢。 >「なんにでもなれる」ってのはそういうことだ。 >字義通り捉える間抜けに憤りとrhyme吐くぜ >韻を見れば分かる、そいつの努力・才能 >観衆の脳に轟く最強のストロングスタイルを >極める為には厭わない、泥臭い程の労苦さえも。 なんだろ、これとかちょっと涙腺にきてしまいました。 俺からの票はゴオウインさんへ。 差はあった様に思えました。だけど噛み合っていたし、是空さんの詩的感覚は武器だなーと思いました。 見応えありました!お2人ともお疲れ様でした。
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