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魔理沙「やれやれ…神様だか何だか知らないが、邪魔するなら相手になってやるぜ」 ジャキッ デリート「あれがミニ八卦炉……」 お燐「くっ…!やっぱりココは私が…! さとり「お燐…」 デリート「待て!ここで戦えば地霊殿の蔵書に被害が出る!そうなればお前の欲する書物が消えて無くなるやもしれんぞ」 魔理沙「……ッ{emj_ip_0793}」 デリート「ましてやミニ八卦炉の火力とこの図書室の狭さ……紅魔館の様には行くまい」 魔理沙「……だからと言ってあんたらのお縄になるつもりも本を渡す気も無いぜ」 さとり「盗んでおいてその言い草はないでしょうが…;」 魔理沙「だから〜一生借りてくだけだって言ってるじゃないか」 デリート「まあ話を聞いてくれ。私の手元には『外の世界』の書物がある」 スッ 『転生して魔王になった俺はレベル1のスライム娘に逆らえない』 魔理沙「外の世界の書物だと{emj_ip_0793}」 デリート「そうだ。しかもこれに記されている文字は幻想郷で使われているのと同じものだ。……もしお前がここでは無く別の場所で闘ってくれると言うなら後で贈呈しようじゃないか」 魔理沙「示談交渉と言う訳か……」 デリート「悪い取引ではあるまい?」 魔理沙「……いいぜ、乗ってやるよ!……コイツは返すぜ」 ひょいっ…ドサッ さとり「……私の本を……?」 魔理沙「あいつの持っている本の方が面白そうだし、そんなもん持っていたら闘うのに邪魔だからな」 デリート「随分潔い…よし、付いて来い{emj_ip_0792}」 バッ さとり「デリートさん…私達の為に……」 魔理沙「あいつに感謝するんだな、ホントなら直ぐにでも逃げるつもりだったんだが…外の世界の物とあっちゃ手を出さない訳にもいかないぜ」 さとり「…ここで戦って奪おうとは考えないのですね」 魔理沙「どうも嘘つく奴には見えないし……何より感じたのは……ちょっぴりヤバそうな気がしたからだがな…」
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