コピー
▼本文
VAVA「これは…」 ジャンク屋のおやじに連れられて、やってきたのは店の裏側。 そこにあったのは、一機の小型戦闘機だった。独特のドクロマークが目を引くが、それ以外に目立った箇所は無い。 武装は機体船底についたバルカン砲のみだ。 おじさん「前にこの島を襲った空賊が使っていた戦闘機さ。ロックさんがたくさん撃墜したから、残骸を集めたら一機だけ作れたんだよ」 おやじは誇らしげに笑う。が、それよりも一つ気になったことがあった。 VAVA「ロック?」 おじさん「ああ、島を救ったディグアウターだよ」 おじさん「空賊を追い払っただけじゃない、島を大いなる災いから救った英雄なんだ」 まるで自分のことのように語るおやじから目をそらし、俺は戦闘機を見据える。 VAVA「…で、こいつはいくらなんだ?」
スレッドへ
日間
週間
月間