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三日目、旧地獄、旧都 Konngara「ここに来るのも、久しぶりだな…」 勇儀「なーに辛気臭い顔してるんだ?」 Konngara「勇儀」 勇儀「よう、久しぶり。仕事で来たのかい?」 Konngara「いや、休暇だ」 勇儀「休暇! 地獄で働いてても出るのか」 Konngara「当たり前だろう。休み無しではさすがの私も参るし、怒る」 勇儀「そうか、怒るか」 勇儀「そう言えば、おまえの怒った顔は見たことが無い気がする」 Konngara「そうか? 私は君と萃香の喧嘩を止めるために、何度も怒鳴った覚えがあるよ?」 勇儀「喧嘩じゃない、あれは"遊び"。だから覚えてなかったんだな」 Konngara「山をいくつも崩しておいて、何が遊びなんだ…」 勇儀「ま、仏様にはわからんさ」 Konngara「……」 Konngara「そう言えば、副業で温泉の経営を始めたらしいな。ひとっ風呂浴びてもいいかな?」 勇儀「すまん。性別不明の湯が無い。一昨日来てくれ」 Konngara「ふむ、残念だが仕方ない」
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