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四日目、鯨呑亭 カララッ 美宵「いらっしゃ(ry」 萃香「さー、入って入って!」ドカドカ Konngara「いや、君の店じゃないだろう」 美宵「鬼が増えたー!?」ガビーン 萃香「違う違う」 Konngara「はじめまして、私はKonngara。萃香の友人の仏だ」 美宵「仏様……もしかして不動三尊の一角、矜羯羅童子!?」 Konngara「おや、知っているんだね」 美宵「は、はじめまして。奥野田美宵です。退治しないでください」ガタガタ Konngara「君は、誰かに退治されるようなことをしたのか?」 美宵「え、いや、あの…」 Konngara「今日、私は友人と一緒に食事に来ただけだよ。普通の接客を頼むよ、看板娘さん」ニコリ 美宵「は、はい! ではご注文は?」 Konngara「酒と肉の入らないものを頼む」 美宵「えっ、あ、戒律ですねわかります」 萃香「違うよ。仏様っていうのは、戒律云々以前に酒や肉を体が受け付けないのさ」 美宵「え!?」 Konngara「覚えていたのか」 萃香「無理やり飲ませてとんでもないことになったからねー。ありゃ忘れろってほうが無理だよ」 Konngara「そんなこともあったなぁ…」シミジミ Konngara「形だけでもと、『弾幕を放つ武器にもなる杯』を用意したが、注ぐこともできない」 萃香「その気持ちだけでじゅーぶんさ、盟友」ケラケラ
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