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…視点変更→『VAVA』 ◇ トゲのついたトラップを動かすのは反則だろうが!!!! 俺はそう叫びたくなるのを必死で我慢した。敵に弱点を知られるわけにはいかない。 VAVA(ちぃっ…! とにかく、避け続けるしかないか!) トゲを破壊することはできない。ならば術者をとボーラを攻撃してみたが弾かれた。どうやら術の発動中は無敵らしい。自分自身がトゲにやられないための対処だろう。 だがこれほどの術、長時間の使用は不可能なはずだ。なんとかボーラの体力切れまで持ちこたえねば。 ボーラ「…元気だなあ…」 VAVA「なに!?」 そう思った矢先、ボーラの術が解けた。 ロック「隙あり!」 ロックが撃ったバスターが、ボーラに直撃する。 ボーラ「いてて! こら、ちょっとは手加減しろよ。腰ひねっちまったじゃねえか…!」 ボーラ「兄さんたちとお嬢ちゃん、若いうちだけだぜ、無理ができるのって。技術で体力をカバーするのにも限界があらぁ」 『……………』 ボーラ「ははっ、どうでもいいか。こんな話」 ボーラ「じゃあな、また遊ぼうぜ。それまで死ぬなよ」 そう言い残して、ボーラは煙とともに消えた。
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