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前略 道の上から いかがお過ごしでしょうか。 棚上げ簡素を失礼いたします。 総評 「ノッてる」とはこういう事なのかな という。 ---- ・くろつぐみさん うわああああ巻き込まれるううううう、という勢いが物凄かったです。熱帯雨林。スコール。狐の嫁入り。じゃあこれを誰もが真似して「細かく区切って熱い事を言えばそうなるのか、いや、ならない」という感じで、再現性不可のノリ方。もし自分がこの人と当たったらどう対処すれば良いんだろうな、とずっと頭を悩ませて、何度も何度も読み返していました。 > めっちゃ早口で喋ってそうだろ?めっちゃ早口で喋ってんだぜ ↑ここが後にも先にも効き過ぎる結果に。お笑い芸人の「ツカミ」の様な、「俺はこういう人間ですどうぞよろしく」の様な、最高にクールでホットな攻撃&防御でした。ふうううううう。 > 筆が早い同士でもこんだけ差が出るのは至極当然 「半ライスは少ない 大盛りもヤダ」と文句がすげえな、接待希望のモンスタークレーマー ↑やだもうなによもう!なんなのよ!もう!ネットライムという 中身 でも、ネットライマーという 人間 でも無く、いつの間にか論点は本来外側であるはずの「速さ」と「量」に。勝ってる部分で勝ち誇るという当然のことなのですが、有利な論点に相手を巻き込み、客を頷かせていました。 ---- ・141さん > 自分デカく見せようと延々バイキルト・スカラ・フバーハ いや相手にダメージ与えてこそやっぱ活きるんですからバフは ↑凄すぎ韻。韻が喋ってる。こんなんもう韻が勝手に喋ってる。こんにちは。はい、こんにちは。 > 慄かす A級・S級ライマー間のクレバスの深さに それが今回の参戦動機。完全包囲、反面教師、…、(この間3004韻)…、まん延防止 ↑3004韻の良さ。シンプルな四字熟語韻だからこそ繋ぎの文章もあえて入れないし、繋がなくても韻の提出だけで意味を伝えた上で「こんな単純な音で踏むのならあと3004個くらい踏めるけど、、、もうええやろ?そんなん」という、飽きを感じさせる。ワシそんな遊びは飽きましたわ、と。ふうううううううう。 ---- 良し悪しでは無く、スタンス的に、どっちがチャレンジャーでどっちがモンスターだったっけ?って思うような構図でした。 141さんはギミック的な場外乱闘に話を持って行き、「落ち着け落ち着け」とばかりに試合のスローダウンと手綱を握りに行ったのですが、此処に来て、 >めっちゃ早口で喋ってそうだろ?めっちゃ早口で喋ってんだぜ が、また時間差で効くような展開だったと思います。先攻で2回暴れ通したくろつぐみさんの「散らかし方」を141さんが整理させきれなかった印象。これが おもちゃ箱を逆さにひっくり返した様な、というやつでしょうか。でしょうな。 今回に限っては先攻後攻が逆だった方が141さんには良かったかもしれないくらい、それくらい、最高の褒め言葉として「ダルい先攻」でした。くろつぐみさん。 くろつぐみさんに1票。 お二人とも素晴らしかったです。 棚上げ簡素失礼いたしました。せいや!!
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