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とおやまさん みなさん こんばんわ 火星の黄雲、だんだん規模が拡がってきたようですね。 こちらはずっと雨か曇りが続いているのですが、昨晩雲の合間から火星が見えました。 東の方向を見ると星も見えているので、「これはいけるかも?」と10インチ望遠鏡を裏庭にセットすることにしました。 10時から組み立て開始して、準備完了が23時くらい。 火星はまだ天高く見えています。 空も、少し霞んでいますが、撮影はできそう。 それにしても、火星の光度はずいぶん低くなりましたね。 高度はすごく高くて良いんですが。 地面は雨上がりで、どこもかしこもびっしょり。 「これは夜露が酷いかも?」とヒーターを巻き付け、 電源を入れて追尾させながら、ファインダー・極軸を合せます。 まず、接眼レンズ8mmを使って400倍で火星を確認しました。 まだまだ観測には十分な大きさに見えますね。 蝦夷地としてはまあまあの気流。 「川底ほど酷くはないな。」と。 たいていの場合、雲があるときは、大きい乱れた気流が無い場合が多いです。 しかし、 「模様見えるんですが、いったいどこでしょう?」 黄雲がすっかり拡大してしまい、表面のの1/4近くを覆っていました。 「極冠が小さいながらもあそこに見えるということは、残った模様の形からすると、 マーガレット湾あたり?」 「極冠より雲の方が明るいらしい...。ともあれ、撮影しましょう。」 と、 久々にカメラとパソコンを持ち出し、ADSを調整してパソコンに繋ぎます。 モニターの中に火星がぼんやりと見えます。 これはかなり久々の感じ。(笑 2カットを撮影したところで、雲が厚くなり、火星が暗くなりはじめました。 そもそも、 寒さに体が耐えきれず、部屋に一旦退散して暖をとることにしました。 気温は、0度でしたから、冷蔵庫の中より寒い。 20分後に現場に戻ると、空の雲は更に厚くなりとうとう肉眼でも見えなくなっていました。 そんなことより、雨が顔にちらほら当たります。 「やばっ!撤収だ!」 と、仕方なく全てを片付け、部屋に戻ると1時30分を過ぎていました。 これで、今年の大きい望遠鏡での火星は見納めかな? としみじみ思いました。 今週の札幌の天気予報は、全て「雪だるま」マークですから。
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