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コアとマス、表裏の裏側の小さい劇場で織りなす脳味噌使った肉体言語。俺達の手持ちは表現、闘争心、押韻のみでそれが身に不釣り合いなら忽ち盗品のピゲ。品のない主張で「どっちが勝ちか」理性もセンスもとっ散らかした野暮で前借りした強気の利息はトイチじゃ足りない。 まるでアポロシアターやMSG場外での一悶着、路上で鬱憤を塗りつける心象描写。石畳を外れた路地で瞬くネオンのブラックライトに導かれてむしゃくしゃに呼応し集まった落伍者共の部落内争。 ただどうも八つ当たりや憂さ晴らしとも違う感情。まずはツラ差し出してくれたことにBig up.たっと。左の掌を握り合わせたままその顔をぐちゃぐちゃのミートローフに変貌させる右の拳。そんなお茶目な無礼も自尊の根の深さにて、されどたっとは死ぬまで赤の絵の具係で。殴って絞ってちゃぷちゃぷらんらん。まだまだ始まったばかりのchapter.1 当方どこでも永劫不変のStand alone. 妄言や恨み節で喉唸らすUnder dogをアスファルトに擦り付け描くスナッフアート。血の滾りが生み出す脳内麻薬で彩る詩才は高架下発、いつだって泥臭さは豪奢に勝る。バスキア再来が如くの狂騒性を土筆の名の下、MoMAに飾る。
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