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吹き荒ぶ風が乾きと 渇きを呼んでいる なびく暖簾 から承った 神の御告げ 珍しくこの重い 足取りが急いでいる 満たす空っぽが余 韻をしっかりとくれる 身を助ける軽い 千鳥足の芸 ライトアップ された 街を歩く 心が躍らない ことなどはない 手持ち無沙汰 でも気分が上がる カランコロン カランコロン 空っぽの 空き缶が転 がった路上 気がつけば 橋がビルになって いた気づかなかった ビルが橋になって いた気つかなかった 慢心に溺れさせる 煌びやかさから 抜け出した先には 光が無かった 御告げであったと 信じてやまなかった自分を 追い詰めた路上 全く必要の無い 過去に戻る希望 憎しみと恋しさで あの一時を 引き寄せ追い払った 風を掴めるから … それは単なる強がり カーテンコールは夢だった。
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