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のんべんだらりとしてた November 9 DMにて急遽決まる『VSのなめ』マッチ 過去に平凡な一般人が一体延べ何万人 挑んで奈落に落ちたかこの紐の無いバンジー 日々同じ万事に飽きた猫はスリルを求める だが目測を誤れば命はスルリと零れる 律することの出来ぬその好奇心こそが 毒であり自ずから開かせる重き死のドア それは日常の中に充満し飽和した気体 一度深く吸い込めばもう助かりはしない 口を付いたare you dead or alive? 箱の中で固まった猫からの返答はない 終焉を告げる不確かなたられば論争 冷めた目で火をつけるマルボロメンソール 指で弦を弾き哀愁のボレロを演奏し 視線を箱に貼られたラベルへと落とす 『のなめvsたちの』 並ぶハンドルネームの文字数と半透明のオッズ だが片方の懸賞金の桁は優に百個の0を越す 未だ判断不明と予測する客の目を汚すように ゆっくりと蓋を開けるhandmade box.
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