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今日もまた何番煎じかの手垢まみれのバースが、無造作に生まれては目立たないで終わる。 あるはずの光る才能、見当たらずのリバーサイド、大海に出て知る性能の差、飲み込まれていくレッドオーシャン。一縷の可能性をすくい飲もうとも、乾いた土が陰る古井戸の底。血で血を洗い潤す喉。掴んだ糸はウロボロスの尾。 最近は“わかりやすさ”が良い物と同義。いつからかクラシックは人工模造品。何事も均一性確保、時代が判断した見飽きた真新しさ。大量新品生産の芝居掛かった期待に未来は簡単にある。 言論弾圧から逃れたネットカルチャーは生後僅かが眠るデッドマンズランド。流行・傾向や、ニュートレンドかを気にかける世相の端で窮鼠猫を噛み、自由を正当化。上を見れば上が、下には下がいて、渦中で衝動に従いて、更なる高みを日がな見てる。酔狂なシーンで出会う顔も知らぬ友よ。我々は知ってるさ、やるべき事は尚も磨く事と。
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