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邪悪学園、廊下 スタスタ マオ「八牧巌(やまき いわお)?」 優樹「うん。熊に似たアヤカシなんだけど、さっきマオくんが言った特徴に全部合致するんだよ」 マオ「なぜ、おまえの世界のアヤカシという生き物が、我が邪悪学園にいるのだ?」 マオ(というかこの娘、プレネールさんじゃなかったのか)ウーム 優樹「えっと…」 ラハール「…おい、まさかその八牧巌も死んだとか言うんじゃないだろうな」 優樹「正解」 ラハール「またか! 何をやってるんだ死神どもは!」 優樹「警戒心が強くて敵には絶対に容赦しないアヤカシだから、自分を調査に来た悪魔を敵だと判断して攻撃したんじゃないかな?」 晃「あまりの強さから、かつて人間たちから山神と呼ばれ恐れられていたと聞きます。戦えば悪魔でもただではすまないでしょう」 マオ「しかし、サルバトーレの銃弾をものともしないほどの防御力はどういうカラクリだ?」 優樹「脂肪と筋肉と毛皮だよ。どれもこれも分厚いから、だいたいの銃弾は臓器まで達しない」 マオ「ふーむ。どこまで耐えられるのか実験したいところだが、学園の悪魔的な平和の方が優先だ」 マオ「優樹、その八牧巌とやらを説得してもらえないか?」 優樹「うん、やってみるよ。たぶん、成功すると思う」
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