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ミドスたちは俺じゃなくてVAVAに向かっていった。好都合だ。あいつに倒してもらって、この部屋を出よう。 VAVA「……」 ゆらゆら、ゆっくり近寄ってくるミドスに対して、VAVAはショルダーキャノンの砲身を一回転させる。 そしてそこから極太のレーザーを放ち、いっきにミドスたちを凪ぎ払う。よし! イナラビッタ「あばよっ!」 ガツーン! イナラビッタ「あいたぁ!?」 VAVA「ほう。やはり、閉じ込められていたか」 ばれてた!? よく見るとミドスが一体だけ残ってるし! VAVA「封印の鍵を横取りされるわけにはいかん。貴様から先に潰す…!」 イナラビッタ「へ、へーんだ! おまえみたいなノロマに、俺が倒せるわけねーだろっ!」 VAVA「…確かに、貴様は速い」 VAVA「だが、クワンガーより遅い!」 イナラビッタ「だからどうしたぁー!」 俺は体から四発のミサイルを放つ。VAVAは指先から放つバルカン砲でミサイルを迎撃するが、残念だったな、それは囮だ。 俺は壁を駆け上がると、VAVAにめがけて機雷をばらまいた。こいつは爆発する前に破壊しても破片でダメージを与えられる優れものだ。避けられっこねえ! VAVA「……」 ボンッ! ギュオオオオ! イナラビッタ「え、ええっ!?」 VAVAの足から出た爆弾が爆発したら、竜巻が起こって機雷と破片を吹き飛ばした。そんなのありかよ!
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