コピー
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イナラビッタ「くそぅ! くそぅ!」 何だ! 何なんだこいつ! 100年前のガラクタのくせに! あんな人形に負けたくせに! イナラビッタ「何で俺が手も足も出ねえんだよぉぉ!」 VAVA「決まっているだろう。貴様が弱いからだ」 VAVA「あの鶏といい、貴様といい、100年では大して技術革新は起きなかったようだな」 VAVA「貴様程度のレプリロイド……イレギュラーハンターには山ほどいた」 イナラビッタ「ふざけるなぁ! 救世主とは名ばかりで、バイル様の傀儡に成り下がった野郎に負けたやつに、俺が負けるわけないだろー!」 VAVA「何? それはどういう意味だ」 イナラビッタ「あいつだよ! ロックマン・エックス! そのコピーさ!」 VAVA「エックスのコピーだと…!?」 声音からVAVAが強く反応したのがわかった。よーし、挑発してやる! こっから俺のターンだ! イナラビッタ「戦争が終わった後……エックスは人間たちの新たな社会としてネオ・アルカディアを設立した」 イナラビッタ「ところが、肝心のエックスは戦争の再発を防ぐために、ダークエルフを封印するために自分のボディを使って眠りについてしまったから、その代わりの指導者を欲した人間たちがコピーを造り出したのさ」 イナラビッタ「コピーはエネルギー消費削減のために不要なレプリロイドを大量処分するよう命じ、ネオ・アルカディアに逆らう者を片っ端からイレギュラーと認定した」 イナラビッタ「結果、ネオ・アルカディアに逆らうレジスタンスが結成され、レジスタンスは英雄ゼロを味方につけた」 イナラビッタ「そしてコピーは一度ゼロに敗れたが、バイル様の手により復活を遂げた」 イナラビッタ「そこからコピーはバイル様に依存しっぱなし! それまでコピーがいない間、自分たちなりに人間を守っていた四天王を解雇するわ、ゼロにまた負けてバイル様に泣きつくわで威厳もへったくれもねえ!」 イナラビッタ「いいか? おまえはそんなやつのオリジナルに負けたクソザコなんだよっ! バーカッッ!!」 VAVA「……」
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